☎︎ 0748-63-5234
滋賀県甲賀市水口町名坂781-1

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ボトックス注射治療とは

当院では「眼瞼けいれん」と「顔面けいれん」に対してボトックス治療を行っています。
「ボトックス」とは神経麻痺作用を有す薬のことで、けいれんを生じている筋肉に直接注射する方法で、収縮筋を効果的に抑制できます。A型ボツリヌス毒素であるボトックス(注射液)は1989年に米国で承認された後、日本では1996年に眼瞼けいれん、2000年に片側顔面けいれんの承認がおりた薬剤で健康保険の適応になっており、講習を受けた専門医のみが使えます。80%以上の方に症状の改善が見られますが、効果の持続期間は3−4ヶ月ですので定期的な注射が必要となります。

片側顔面けいれんの症状

顔の表情は顔面皮下の多数の筋肉(顔面筋)の働きにより、繊細な表情がつくられます。「顔面けいれん」は顔の半分が不随意(自分の意志とは関係なく)にピクピクと動く病気で、目の周囲がピクピクと動く症状から始まり、やがて額、頬、口の周りが反射的にひきつる状態です。程度はいろいろですが、精神的に緊張したときに出現しやすく、症状が強い場合には目が開きにくくなったりします。自然に治ることはありません。

 原 因

40〜70歳の中高齢者の女性に多くみられ、顔面の筋肉を動かす顔面神経が脳内で血管に圧迫されることによって起こることがほとんどと言われています。
 

治療法

内 服:

 神経の興奮抑制剤、神経緊張を抑える抗不安薬や末梢筋弛緩薬などが用いられるが効果は十分でないことが多いです。
手術療法: 顔面神経を圧迫してる血管を取り除き顔面神経を減圧する手術(Jannettaの手術)の成功率が70-90%と高くなってきている。しかしながら、脳神経外科で行う開頭手術であることと、顔面神経麻痺や聴力障害などの合併症があるために手術を受ける人がまだ少ないのが現状です。

ボツリヌス(ボトックス)療法:

 神経麻痺作用を有するボツリヌスを筋肉に直接注射する方法で、収縮筋を効果的に抑制できます。A型ボツリヌス毒素であるボトックス(注射液)は1989年に米国で承認された後、日本では1996年に眼瞼けいれん、2000年に片側顔面けいれんの承認がおりた薬剤で健康保険の適応になっており、講習を受けた専門医のみが使えます。けいれんの著明な部分に注射を行いますが、治療時間は10分間くらいで、入院も不要です。80%以上の方に症状の改善が見られますが、効果の持続期間は3−4ヶ月ですので定期的な注射が必要となります。。

施術についての説明と予約

顔面けいれんの診断がつきましたら治療の予約と治療に対しての同意書について説明いたします。

治療用の部屋で行います。けいれんの著明な部分に注射を行いますが、通常、7カ所くらいにごく少量ずつ注入します。治療時間は5分間くらいで、入院は不要です。

 治療当日はほとんど変化ありませんが、数日で効果が出始め1週間目で最大の効果(神経麻痺)が生じます。その後は、個人差がありますが3−4ヶ月間は効果があります。症例により6ヶ月くらい良好であったり、1回の注射でその後の症状がほとんど気にならなくなる方もおられます。3ヶ月以上経過してけいれんが再び目立ってきたら再治療となります。

80%の方に症状の改善が見られます。副作用としましては顔面の筋肉を麻痺させますので、最初の1−2週間は目が閉じにくくなる、まぶたが下がる、涙が出るなどの症状が出ることがありますが、すべて一時的なものです。

薬剤、手技ともに保険適応ですが、1割負担の方で6000円(3割負担の方で1万7000円)くらいです。(ほとんどが薬剤費です1本51062円:2009年春に従来100単位のボトルしかありませんでしたが50単位のボトルが発売され、薬剤が半額になりました。50単位で通常の治療は可能です。)
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ボトックス注射治療とは

当院では「眼瞼けいれん」と「顔面けいれん」に対してボトックス治療を行っています。
「ボトックス」とは神経麻痺作用を有す薬のことで、けいれんを生じている筋肉に直接注射する方法で、収縮筋を効果的に抑制できます。A型ボツリヌス毒素であるボトックス(注射液)は1989年に米国で承認された後、日本では1996年に眼瞼けいれん、2000年に片側顔面けいれんの承認がおりた薬剤で健康保険の適応になっており、講習を受けた専門医のみが使えます。80%以上の方に症状の改善が見られますが、効果の持続期間は3−4ヶ月ですので定期的な注射が必要となります。

片側顔面けいれんの症状

顔の表情は顔面皮下の多数の筋肉(顔面筋)の働きにより、繊細な表情がつくられます。「顔面けいれん」は顔の半分が不随意(自分の意志とは関係なく)にピクピクと動く病気で、目の周囲がピクピクと動く症状から始まり、やがて額、頬、口の周りが反射的にひきつる状態です。程度はいろいろですが、精神的に緊張したときに出現しやすく、症状が強い場合には目が開きにくくなったりします。自然に治ることはありません。

 原 因

40〜70歳の中高齢者の女性に多くみられ、顔面の筋肉を動かす顔面神経が脳内で血管に圧迫されることによって起こることがほとんどと言われています。
 

治療法

内 服:

 神経の興奮抑制剤、神経緊張を抑える抗不安薬や末梢筋弛緩薬などが用いられるが効果は十分でないことが多いです。
手術療法: 顔面神経を圧迫してる血管を取り除き顔面神経を減圧する手術(Jannettaの手術)の成功率が70-90%と高くなってきている。しかしながら、脳神経外科で行う開頭手術であることと、顔面神経麻痺や聴力障害などの合併症があるために手術を受ける人がまだ少ないのが現状です。

ボツリヌス(ボトックス)療法:

 神経麻痺作用を有するボツリヌスを筋肉に直接注射する方法で、収縮筋を効果的に抑制できます。A型ボツリヌス毒素であるボトックス(注射液)は1989年に米国で承認された後、日本では1996年に眼瞼けいれん、2000年に片側顔面けいれんの承認がおりた薬剤で健康保険の適応になっており、講習を受けた専門医のみが使えます。けいれんの著明な部分に注射を行いますが、治療時間は10分間くらいで、入院も不要です。80%以上の方に症状の改善が見られますが、効果の持続期間は3−4ヶ月ですので定期的な注射が必要となります。。

施術についての説明と予約

顔面けいれんの診断がつきましたら治療の予約と治療に対しての同意書について説明いたします。

治療用の部屋で行います。けいれんの著明な部分に注射を行いますが、通常、7カ所くらいにごく少量ずつ注入します。治療時間は5分間くらいで、入院は不要です。

 治療当日はほとんど変化ありませんが、数日で効果が出始め1週間目で最大の効果(神経麻痺)が生じます。その後は、個人差がありますが3−4ヶ月間は効果があります。症例により6ヶ月くらい良好であったり、1回の注射でその後の症状がほとんど気にならなくなる方もおられます。3ヶ月以上経過してけいれんが再び目立ってきたら再治療となります。

80%の方に症状の改善が見られます。副作用としましては顔面の筋肉を麻痺させますので、最初の1−2週間は目が閉じにくくなる、まぶたが下がる、涙が出るなどの症状が出ることがありますが、すべて一時的なものです。

薬剤、手技ともに保険適応ですが、1割負担の方で6000円(3割負担の方で1万7000円)くらいです。(ほとんどが薬剤費です1本51062円:2009年春に従来100単位のボトルしかありませんでしたが50単位のボトルが発売され、薬剤が半額になりました。50単位で通常の治療は可能です。)
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