症　状

片側の上まぶた、あるいは下まぶたが小刻みにピクピクと痙攣すること。持続時間は数十秒から長い人で終日続く人もあります。
痙攣（まぶたの収縮）の程度は自分で感じているが目で見て分からない程度から、明らかにまぶたが震えているのが分かる程度まで個人差
があります

ミオキミアの原因

ほとんどがいわゆる眼精疲労により生じており、
（１） 長時間のパソコン作業、勉強などの近見作業
（２） 不適切な眼鏡使用（メガネの度数が合っていない、本来必要な眼鏡を使っていない）
（３） 体調が体力的、精神的に疲弊しているとき
（４） 遠視の方（かくれ遠視：一定の年齢になり疲れやすくなり視力も低下する）
などで生じます。 

ミオキミアの経過

長くても 1 か月以内に症状はなくなりますが、原因が取り除かれない場合には再発します。
ミオキミアが生じているときに眼を冷やしたりマッサージしたり擦ったりすることは逆効果で悪化要因になりますので避けましょう。
集中して近業を行っているときには休憩して 1 分間ほど遠くを見てください。

ミオキミアの治療

（１）作業環境の見直し（作業時間、距離、明るさなど）
（２）点眼治療（調節改善剤）
（３）眼鏡処方